英語を書く力

TOEICは試験を受けても合否が無いため、試験に落ちることが無いという点ではメリットがありますが、英語検定のように合否がある試験もそれはそれで試験としての価値があります。

 

TOEICの試験は耳に入った英語を正しく日本語に訳して意味を知る能力と目に入った英語を正しく日本語に訳して意味を知る能力が必要となってきます。

 

リスニング試験の場合は対となるスピーキング能力を身に付けることによってリスニング能力の向上に繋がりますが、リーディング試験の場合は対となるライティング能力を身に付けることによってリーディング能力の向上に期待が持てます。

 

ライティング能力というのは英語を書く力のことですが、日本語を英語に変換する作業ということでTOEICの試験対象外とはなっているものの、英語を日本語に訳すリーディング試験と相互に学習することで、自然とリーディング能力が向上することになります。

 

ライティング能力は英語を書ける能力の有無ですが、リーディングよりもライティングの方が難しいと言われているため、ライティング能力が向上することでリーディングはより簡単に思えるようになります。

 

ライティングの学習方法としては日本語を英語に変換する癖を日常で付けるのが効果的で、口に出して手で書くことによってさらに学習効率は向上することになります。

 

TOEICの試験に限らず、基本的な英語能力を身に付けるためにはライティング能力は必須能力となるため、将来的なことを考える場合は日頃からライティング能力を磨くことも大事です。