英単語を文法で組み立てる知識
TOEICの試験は短時間で多くの問題を解いていかないといけないので、TOEICの試験に求められるのは英語力だけでなく効率的に問題を解いていくことができる柔軟性や応用力も必要となってきますが、柔軟性や応用力を身に付けるためには英単語を英文として組み立てることができる知識が必要となります。
日本語で考えると分かりやすいですが、日本語にも単語はたくさんあるものの、単語だけを繋げたところで相手には伝えたいことが伝わらない場合がほとんどです。
そのため、文法を使って日本語を整理して相手に伝えたことを伝えているわけですが、英語に関しても同じで英単語だけを並べたところで相手に何が伝えたいのか分からないので、英単語を文法に乗せて文章を組み立てる必要があります。
TOEICの試験を受ける場合はリスニングやリーディングの試験がメインになってきますが、リスニングもリーディングも英単語が英文で組み立てられているのを解いていくことになるため、TOEICの学習には英文法の学習が必須となってきます。
しかし、別枠で必ずしも英文法の学習時間を確保しないといけないというわけではなく、日本語を学習する場合に日本語の文法を専門で習わなくても日本語が話せるようになるのと同じで、英語に関しても英文を学習することによって自然と文法の仕組みが分かるようになります。
もちろん、文法は文法で学習する方が知識として吸収されやすいですが、TOEICの試験が近い場合は文法を飛ばして英文を学習するという選択肢もあります。