TOEIC試験のスコアについて
TOEICは英語試験の中でも特に就職や転職をする際の強みとして試験を受ける人が多いという特徴がありますが、このように就職や転職にTOEICを活かそうと考えている人が多い理由の裏にはTOEICのスコア制度と大きな関わり合いがあります。
TOEICは一般的な試験と違って、試験を受けたところで合格することもなければ不合格することも無い、ちょっと変わった試験として知られていますが、TOEICは試験を受けると10~990点の間で点数が提示されるためです。
ちなみに990点までには5段階でレベルが設定されていて、一番下位になるスコアが10~220点になりますが、このレベルだとTOEICのスコアを就職や転職で提示することがかえってマイナスポイントになる場合があるため注意する必要があります。
また、220〜470点は下から2番目の段階になりますが、この段階になると英語でゆっくりコミュニケーションが図れるようになるレベルになってくるものの、アピールするには弱い点数と言えるでしょう。
TOEICが就職や転職活動にメリット要素になり始めるのは、650点を超えたあたりからで、650点を超えると英検2級程度の英語力が証明されますが、外資系企業のように英語を頻繁に使う会社からするとまだまだ不十分と言えるでしょう。
外資系企業などで優遇されるようになるのが、上から二番目のグループに入る730~860点ですが、英語の基本的な知識はもちろんのこと応用英語も多用できるレベルになっていて、860点を超えると英語に関する知識は十分に認められることになります。